(3)超天才徳永千奈美登場(後編)
超天才徳永千奈美登場(前編)のグダグダのあらすじ
誰でも天才になれるという怪しいマシンの実験台として、千奈美ちゃんが、柴漬けにつられて研究室にノコノコとやってくる事になりました。
待ち構えているのはマッドサイエンティストのシオン博士とその助手の清水研究員です。ちょうど千奈美ちゃんが研究室の入り口に到着したところからお話は始まります
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从´∇`从 おまたせ〜!柴漬け食べにきたよ〜!
相変わらず声がでかい千奈美ちゃんです。
川´・_・`川 まってたよ〜!こっちおいで、博士に紹介するね。
やってきた千奈美ちゃんを入り口で迎えて博士のところに連れていく佐紀ちゃんです。
川´・_・`川 博士、友達の千奈美です。
川´・_・`川 千奈美、こちらシオン博士です。
从´∇`从 博士、おはようございま〜す。佐紀ちゃんの友達の千奈美で〜す。遠慮なくきましたあ!柴漬けちょうだい!
挨拶もそこそこに柴漬けのことしか頭にない、千奈美ちゃんです。脳内メーカーで見れば、柴漬けの文字で脳が占領されていることでしょう。
(し´Д`) うむ、君が千奈美君か、清水君から話は聞いておる、柴漬けが大好きらしいな、
从´∇`从 はい!大好きです。柴付けを食べさせてくれるならどこにでもきちゃいます。
(し´Д`) そうか、じゃ早速用意してある柴漬けを食べなさい、なに遠慮することはない、好きなだけ食べてよいからな、、、
从´∇`从 やったあ!いただきま〜す!
何の疑いも無く柴漬けをパクパクと食べはじめる千奈美チャンです、、、
从´∇`从 これで、おいしいご飯があったら最高だもんね。
川´・_・`川 たぶんそう言うと思って、ご飯も用意してあるよ。
从´∇`从 まじで〜!キャプテンありがと〜!
さすがキャプテン佐紀ちゃんです。メンバーの好みは把握しています。ご飯まで用意してありました。ご飯が出たことで千奈美ちゃんは、いっそう食が進んだようです。何杯もお代わりをして、おなか一杯食べたようです。
从´∇`从 あ〜、おいしかった、、おなか一杯になったら、なんか眠くなってきちゃった、ちょっとそこのソファーで寝かしてね、、、
柴漬けをたべたら条件反射で寝てしまう。千奈美ちゃんです。遠慮とかはまったくありません。用意しておいた睡眠薬入りのジュースは、必要なかったようです。
千奈美ちゃんはソファーに横になると、ほどなくスーコ、スーコと寝息をたてて寝てしまいました。どこでも寝る事ができる子のようです。
博士が、千奈美ちゃんを少しゆすってみましたが、起きる様子はまったくありません。
((((((し´Д`) 从´∇`从zzzzzz
博士は調子に乗って千奈美ちゃんのほっぺにチューしようとして顔を近づけたところで、佐紀ちゃんの目線に気がつき、そ知らぬ顔で離れました。
(し´Д`) うんよし、爆睡しているようだ、、さっそくマシンのいすに座らせよう。清水君は、頭のほうを持ってくれ、わしは足を持つから、、うん、何だその目は、わしは別に千奈美君の足に触りたいとかの変な下心は無いぞ。こんな小娘の足になぞ興味は無いワイ!
川´・_・`川 なんか、目がすごく、いやらしい感じがしてますけど、、
(し´Д`) わかった、わかった、わしが頭のほうを持つワイ!ちっ!oO(鋭い奴だ)
川´・_・`川 あっ!いま舌打ちした!やっぱり狙っていたんでしょ!
どさくさにまぎれて、千奈美ちゃんの足にさわろうとした計画が挫折してしまった博士は、思わず舌打ちをしてしまい、下心がばれてしましました。
スケベな計画が、挫折した博士は、ふてくされながらも、ふたりでなんとか千奈美ちゃんをマシンの椅子に座らせました。
運ばれる間も、爆睡していてまったく起きる気配もない能天気なちなみちゃんです。
(し´Д`) よし、スイッチを入れるぞ、、、スイッチON !
博士がスイッチをおすと、マシンがうなり始めました。それと同時にパーマの機械みたいなものから青やら赤やらの光が放射されtれて、千奈美ちゃんとマシンの内部が光に包まれてきました。
光は時間と共にどんどんまぶしくなり、中が見えないほど強くなりました。音もいっそう強くなりマシンは細かく振動しています。
博士と佐紀ちゃんが見守る中、数分後、マシンの光と音が突然消えました。実験終了のようです。
(し´Д`) うむ、どうやら実験は成功したようじゃな。これで千奈美君は目覚めた時には天才となっているはずじゃ、
いまだ起きずに寝ている千奈美ちゃんをみて、満足そうにうなずく博士です。
川´・_・`川 博士、、千奈美ちゃんが、なんか、ちっちゃくなってませんか?
(し´Д`) ふむ、確かに、縮んでいるのう、、
どこも変わったこともないように見えた千奈美ちゃんですが、よく見ると少し縮んでちっちゃくなっています。佐紀ちゃんと同じくらいの背丈になっています。どうした事でしょうか?
川´・_・`川 博士!「縮んでいるのう」って、のんびり言わないでくださいよ!絶対安全だって言ったじゃないですかあ!
从´∇`从 ・・う〜ん、、、
佐紀ちゃんが大声を上げたので、千奈美ちゃんが起きたようです。目を覚ました千奈美ちゃんは、あたりを一瞥しただけで、全ての事を悟ったようです。天才どころか超天才の千奈美ちゃんの誕生です。
川´・_・`川 あ、、ち〜、起きたの、気分はどう?
从´∇`从 ふむ、気分は申し分ない、、タキオン効果による脳の活性化も成功のようだな、だが実験が成功したとはいえないようだ。
从´∇`从 タキオン効果は脳だけでなく、回りの時空間にも影響を与えてしまった、、宇宙の膨張と、私の空間の間に同調が無くなってしまっている。私の身長が縮んだのもそれが原因だろう。
げ〜〜!言葉遣いからして、お馬鹿な千奈美ちゃんではありません。どっかのお偉いさんのようです。
川´・_・`川 ち、、いえ徳永さん、、「宇宙の膨張と同調が無くなる」ってなんですか?それがどうして身長が小さくなる事と関係するんですか?
なんか、男キャラになってしまった千奈美ちゃんに、おそるおそる質問をする佐紀ちゃんです、、
从´∇`从 いい質問だ、清水君、タキオン効果によって、宇宙との同調がなくなるという意味は、膨張し続ける宇宙*1から私が、取り残されてしまうと言う事だよ。わかりやすく言えば、君達から見ると、私は時間と共に縮んでいくように見えるという事だ。
从´∇`从 すでに、私はキャプテンほどの身長にまで、縮んで見えているはずだ。このままであれば、私はいずれ素粒子より小さくなって、この時空間から消えてなくなるだろうな。
川´・_・`川 え〜!そ、そんなあ!どうしよう、ちーが消えちゃうなんて全然思ってなかったよう。ちーが、少しでもおりこうさんになればいいな、って思っただけなのに、、、どうしよう、どうしよう。
从´∇`从 確かに以前の私は、鮭が読めただけで騒ぎになるほどの、お馬鹿さんだったからな。キャプテンが、私をおりこうさんにしたいと思うのも無理からぬ事だ。
川´・_・`川 ごめんなさい、ちー、ごめんなさい、ごめんなさい、、、
必死になって謝っている佐紀ちゃんですが、その横で博士は、なんかそ知らぬ顔をしています、、
从´∇`从 キャプテン、あなたに責任はない。責任が、あるのは博士だろう、手柄を急ぐあまり、リスクに目をつぶったからな。
川´・_・`川 リスクに目をつぶったって、、、博士!縮むかもしれないって、知っていたんですか!
(し´Д`) いや、もしかしたらとは、、、ごにょ、ごにょ、、
佐紀ちゃんに問い詰められて言葉を濁す博士ですが、知っていたことは明白のようです。
川´・_・`川 ひど〜い!そんな危険があるなら、絶対にちーをマシンに乗せなかったのに〜!、ちーごめん〜!私がわるかったよ〜!ちーはお馬鹿のままで良かったよ〜!え〜ん!え〜ん!
佐紀ちゃんは責任を感じて大声で、泣き出してしまいました。
从´∇`从 泣くな、キャプテン。いま大事な事はこのマシンを改造して私を正常な空間に戻す事だよ。これからは時間との戦いになる、間に合わなければ、私という存在はこの宇宙から消える。マシンの改造方法は、わたしが教えるから、手伝ってくれ。
川´・_・`川 うん!何でも手伝うわ!、博士、あなたもがんばってよ! 万一の事があったら博士もマシンに乗ってもらいますからね!
泣き止んで、気丈な返事をする佐紀ちゃんですが、博士には手厳しく対応しています
(し´Д`) すみません、、全面協力します、、、はい。
負け犬のようにしょんぼりする博士ですが、自ら招いた事ですので仕方ありません。
超天才となった千奈美ちゃんが、色々指示を出して機械を改造していきますが、その間にもどんどん縮んで小さくなっていきます。
何とかマシンの改造が終わったころには、千奈美ちゃんは、手のひらに乗るくらいの大きさになってしまいました。とってもかわゆくて、ポケットに入れて持って帰りたいです。
なお、おことわりしておきますが、千奈美ちゃんを取り巻く空間ごと縮んでいますので、服がだぶだぶになって、着る物がないとかにはなっていません。フルヌードを想像していたそこのあなた、残念でした。
从´∇`从 何とか改造はできたが、テストをしている時間がない、一発勝負だ。幸運を祈ってくれ。
そう言ってちっちゃくなった千奈美ちゃんは、天才製造マシンの椅子の上にちょこんと立ちました。その様子はまるで、お人形がおいてあるようです。足が長いところなどバー○ー人形そっくりで、めちゃ萌えです。
从´∇`从 よし、スイッチを入れてくれ。
川´・_・`川 はい!スイッチON!!
佐紀ちゃんがマシンのスイッチを入れますと、前回と同じように色とりどりの光がマシンの中に充満し、内部は何も見えないくらいまぶしく輝きだしました。
佐紀ちゃんと博士が固唾を呑んで見守る中、突然マシンがドッカーンという音と共に大爆発してしいました。
川´・_・`川 ち、ちなみー!
思わず大声を上げる佐紀ちゃんですが、マシンはばらばらです。千奈美ちゃんもばらばらでしょうか?
佐紀ちゃんが駆け寄りますと、ばらばらに壊れたマシンの椅子には、元のサイズになった千奈美ちゃんが、スヤスヤと眠っていました。どうやら元通りになったようです。
川´・_・`川つ” ちー、大丈夫?
眠っている、千奈美ちゃんをおそるおそる、ゆする佐紀ちゃんです。
从´∇`从 う〜〜ん、、、
ゆすられて、千奈美ちゃんが、うっすらと目をあけました。
川´・_・`川 気分はどう?痛いとことか、ない?
続けざまに聞く、佐紀ちゃんですが、千奈美ちゃんはまだぼんやりしています。
从´∇`从 あれ〜、、キャプテンどうしたの?なに深刻な顔してるの?ちーの顔になんかついてる?
川´・_・`川 頭とか痛くない?
从´∇`从 気分爽快だよ、、柴漬けを食べたら眠くなって寝ちゃったけど、、あれれ、なんで椅子に腰掛けているのかなあ、たしかソファーで寝たはずなのにぃ?
千奈美ちゃん、無事に元通りに回復したようですが、どうやら超天才になっていた時の記憶はすっかり無くなっているようです。
从´∇`从 あれ?博士が倒れているよ、なにがあったの、介抱してあげなくっちゃ、、
博士は、爆発時の破片に当たって気絶していました。
川´・_・`川 いいの!ほっといていいの! 踏んでやりたいぐらいよ!
从´∇`从 え〜! 佐紀ちゃん何をそんなに怒ってるの?博士、佐紀ちゃんにセクハラでもしたの?
川´・_・`川 セクハラは毎度の事だけど、とにかく博士が全て悪いの!
佐紀ちゃんカンカンに怒ってます、、怖いです。
从´∇`从 ふ〜ん、佐紀ちゃんがそれほど怒るなんて、相当悪いことしたんだね、、じゃほっとく、、
从´∇`从 で、話は変わるけど、一眠りしたら、またおなかが減っちゃった、食べるもの無い?
川´・_・`川 柴漬けとご飯なら、まだあるけど、、ちょっとまっててね。すぐ持ってくるから
佐紀ちゃんが、柴漬けとご飯を運んできました
从´∇`从 おかしいな?柴漬け見るとなんか寒気がするよ。やっぱ、やめとく。
川´・_・`川 じゃ、外にもんじゃ焼きでも、食べにいこっか?
从´∇`从 うん!だいさんせ〜!今すぐいこ!
気絶した博士とめちゃくちゃに壊れた実験室を後にして、もんじゃ焼きを食べに出かける二人でした、、、
千奈美ちゃんが元通りのお馬鹿になったのは、少し残念ですが、めでたしめでたしの結末となりました。
お馬鹿話(3)超天才 徳永千奈美登場!(後編) 終了
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(し´Д`) あ〜あ、強引に千奈美ちゃんの足を持っておくべきだったなあ、もうそれも夢か、、
川´・_・`川 このやろ!お前のせいで、えらい事になったじゃんか!変なマシンを二度と作るな!
(し´Д`) す、すみません、今度は桃子ちゃん用に足が長くなるマシンを作ります、
川´・_・`川 だから、変なマシンは作るなといってるだろ!
(し´Д`) うう、、ベリっこの役にたちたいだけですよぅ、、
川´・_・`川 それが迷惑なのよ!ま〜、ちょっと来て〜!このスケベオヤジを研究所の裏につれていって、かわいがってやって!
从o゜ー゜从 こっち来い!
(し´Д`) ひ〜!お許しください、、
その後シオン博士を見かけた人は、だれもいないそうです、、、
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