ライブで、双眼鏡を使ってみた。。
以前の紺で、立ち見禁止のファミリー席で、見るには、双眼鏡が必要だと感じましたので、双眼鏡を新しく買う事にしました。
2階席ですと舞台までの距離は、名古屋オーロラホールの場合20〜30mくらいでしょうか?さすがにこれだけ離れるとベリっ子たちが小さくなって、いまいち迫力に欠けます。
で、双眼鏡でしっかりと見ようと思ったわけです。千奈美ちゃんもお勧めですし*1、色々、使って見た感想を書きましたので、皆さんの参考になれば良いなと思います。
まずは手持ちの製品をいくつか持って行って、どの程度に見えるかを確認しました。(オペラグラスの1.5倍と2.5倍。双眼鏡の6倍、7倍、8倍、10倍等、いわゆる普通に売っている5000〜15000円クラス)
何でそんなに持っているんだという話はこっちに置いて、先に結論ですが、オーロラホールの2階席からですと、どの双眼鏡もおいら的には、満足できる使い心地ではありませんでした。
低倍率の物は、全体は見えますが、個々のメンバーがちいさくて、迫力不足です。逆に高倍率の製品は、一人だけを見るには適してますが、全体像がつかめず、ライブの雰囲気が、全然伝わってきません。
どの製品もライブで使うには、視野がせまく、臨場感がまったくありません。これならステージにある、大型ビジョンを見ていたほうがよっぽどましです。
ライブで双眼鏡を、持っている人をあまり見かけない理由が分かりました。役に立たないからですね。もっともっと、視野がバーンと広い製品でないとだめなようです。
コンサートを見るのに一番重要なのは、視野角と言うことですね。
で、早速ネットで広視野角の製品を探しましたが、これがほとんど見当たりません。
やっと見つけた製品が、笠井SV4倍、ブッシュネルEW900-4倍、ミザール SW525-5倍、ケンコーSWA7倍、ビクセンアスコットSW10倍。 この5製品だけです(馬鹿高い超高級品は除外)
この中でブッシュネルEWはピント調整がありませんので、メガネ使用者の、おいらでは使えません。(コンタクトにすればOKです)
また、いくらカタログスペックが良くても、実際はわかりませんので、手に入れて使って見る事にしました。ひとまず、笠井SV、ミザールSW525 、ケンコーSWAの3台を買いました。
で、オーロラホールの二階席から、各双眼鏡を使用して見たときの感想です。
ステージの6〜7割くらいが、視野に入りますので、7人並んで挨拶の時も中央に集まってくれれば、全員がいっぺんに見えます。広視野角(68度)ですので、臨場感もそこそこあります。
しかし、はっきり見えるのは、中央部だけで、両サイドでは、佐紀ちゃんだか、ももちだか分からないほどピンボケです。
ピントが合っているのは中心部の4割程度で、周辺に行くにしたがって急激に悪化します。外周部付近では円弧状にゆがんで見えます。
常に中心に人物を捕らえていれば、OKですが、MCやコントのときは、7人いっぺんに見たいので、このピンボケが、ちょっと気になります。
また、ピント調整の範囲が狭く(しかも左右独立)、調整を目いっぱいにまで回してギリギリでした。強度近視(0.05以下)の方でメガネ無しで使う場合は、注意が必要です。
とは言っても普通の双眼鏡より、視野角*2がうんと広いので、ライブの迫力を感じる事ができます。またコンパクトで軽い*3ので使いやすいです。
MIZAR(ミザール) SW-525 5×25DCF 5倍77.5度
笠井SVよりステージの見える範囲はわずかに狭くなって、オーロラホールでは5〜6割くらいです。
ところが視野角が広く(68→77度)なった事で、錯覚を起して、ほぼ同等の範囲が見えているように感じます。また、周辺のピンボケもあまり無いので、見える範囲は実質同等と考えて問題ないです。
接眼レンズが大きいので、目の位置にあまりシビアではないです。ただピント調整が他の機種よりシビアな感じがしました
アイレリーフが14.5ミリありますので、メガネをしたまま使えます。この点は、他の機種に無い利点です。近視の人には押せる点です。
メガネをかけた人が、双眼鏡と肉眼を交互に忙しく交代する見方の時には、非常に使いやすいです。
笠井よりわずかに大きくなりますが、使いやすいサイズ*4で臨場感もあり、ライブ以外にもいろんな場面で使用できるので、3種の中では一番お勧めできます。
ただ問題は現時点では、販売が中止となっていてなかなか手に入りません。アイベルというお店に現時点*5で少数在庫があるみたいですので、ほしい人はここで尋ねてください。http://www.eyebell.com/index.htm
アイベルさんでも入手不可能になりました。オークションで中古を手に入れるしかないようです。
視野に入るのはオーロラホールのステージの4〜5割くらいです。上記2機種よりすこし狭くなります
ですので、ステージの中央にメンバーが集まっている時以外は、全員を見る事はできませんが、数人は同時に見えます。単推しの方ならなんら問題ないと思います。
視野角が91度と前2機種より、さらに広いので、臨場感は半端ないです。まるで、丸い窓からライブを見ているような感じです。臨場感の点では、3機種中一番迫力があります。
ただし、接眼レンズに目をギリギリまで、近づけないと全視野が見えません。メガネ使用の人が、双眼鏡と肉眼で交互に見る場合は、大変面倒です。
ピントは視野全体で、ほぼあっていますので、すっきり見えます。視野のきれいさは、3機種の中では一番きれいに見えます。
ただサイズが、大きくて重い*6ので、長時間連続使用には、三脚が必要です。三脚があれば、両手が自由になり、サイを振ることも出来ますので、三脚を使ったほうが良いでしょう。
でも、でかい双眼鏡を三脚の上において、ずっと覗いている様子は、変人が多い紺でも異端児、、いや変態にしか見えないような気がします。。。回りからの変態を見る目線に耐えられるかが一番のハードルでしょうか。。
おいら的にはこの倍率までが、オーロラホールクラスでの限界のような気がします。この上の機種になると見える範囲が半減しますのでステージ上で、なにをしているかが、わからくなります。
今の所、10倍のビクセンアスコットSW*7は、しばらく手に入れる必要は無いと思えました。あと、双眼鏡を見ながら踊りますと、大抵の人が酔いますから、ご注意ください。
一応下に比較画像をのせました。25〜30mはなれたところから見た感じと思ってください。
モニターに5〜10センチくらいまで近づいて見ると、双眼鏡で覗いたときの視野角と一致します
なお倍率が高いほど、細かいところまで見えると誤解している人が多いですが、倍率と実分解能(細かい所まで確認できる解像度)は全く関係ありません。
細かい所まで見えるのは、高級なレンズ材と高級な加工が必要です安物の10倍より高級品の8倍のほうがはるかに細かい文字が読めます。
たとえて言うとアナログの大画面とデジタルの小型画見たいな違いです。
視界が広い双眼鏡は、見慣れた隣近所の景色を見ても楽しいです。スズメを見るだけでも面白いです。ライブ鑑賞以外にも楽しめますので一つ買っておいても良いと思います。
双眼鏡を持ち歩けば、今までに無い新しい発見も出来ることでしょう。
お勧めは、ミザールSW525、次に笠井SVです。ケンコーはちょっと大きすぎて持ち歩くには不便です。
ただ、今まで気がつかなかったのですが、双眼鏡=変態御用立というイメージが世間にあるようです。ちょっとした散歩で持ち歩いていたら、おいらに向けられる視線がなんとなく変です。
おいらの家は小学校&高校のすぐそばにありますので、いらぬ誤解を招いて通報などされないように近所の散歩では持ち歩かないようにしました。
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川´・_・`川 もうすでに近所で不審者と思われているよ。
(し´Д`) そ、そんな、、、
ル’‐’リ 双眼鏡たくさんもってるしね〜え、、
(し´Д`) たんなる趣味ですよ、趣味。。。
从´∇`从 変態、いやあ!
(し´Д`) ちーちゃん、あんたが買えっていったのに・・・・
从´∇`从 あの時は、のりで言っただけ!
(し´Д`) ううう・・・
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